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過酷な競技、トライアスロン
8月27日
過酷な競技、トライアスロン_b0009168_21233833.jpg足湯に入ってくれているのは、トライアスロンの庭田清美選手。水泳、自転車、マラソンと最も過酷な競技といわれるトライアスロンをなぜ選んだのかと尋ねると、「96年にトライアスロンと出会い、97年から本格的に始めました。最初は体を鍛えたいとかダイエットをしたいとかいう理由でした。確かにトライアスロンは3種目もあり、練習なども大変苦しいです。でもその苦しさが楽しさに変わるんですよ。それにトライアスロンは一瞬で決まる競技じゃありません。チャンスを一度逃しても、何度でもチャンスは訪れますし、またチャンスに変えられる可能性も沢山あります。もちろん思い通りにいくこともいかないこともありますけど、諦めなければ何度でもチャンスの局面を迎えられるこのトライアスロンは、私の性格にとても合っていたんだと思います。」とのこと。「それにトライアスロンという競技は自分の人生に重ねあわせることのできる競技なんです。まだトライアスロンの認知は広まっていません。でも日本人は元来、マラソン好きですから、トライアスロンを良く知れば知るほど、好きになってもらえると思うんですよ。」ともおっしゃっていました。「オリンピックで心に残ったことはありますか?」と尋ねると、「今回は選手村に入れたので、様々な競技選手とコミュニケーションがとれたのが良かったです。マラソンのラドクリフ選手ともお話しました。それに観光もできてますし、閉会式にも出ることができます。今回のオリンピックは心底楽しめていますね。」今年34歳という庭田選手。進化する34歳はまた再び北京を目指すといいます。「日頃はオーストラリアに単身赴任する形でトレーニングをしています。夫を含め家族の理解と協力がなければアテネにもこれませんでした。本当に感謝しています。今度の北京もまた家族の協力の元でチャレンジしたいですね。」と爽やかな笑顔で答えてくれました。
by michaelo | 2004-08-28 21:55
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